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DTAC

2017.08.05

チェの長男、写真家チェ・ゲバラとしての父を語る!

2017年8月9日から27日まで、東京の恵比寿ガーデンプレイス「ザ・ガーデンルーム」で開催される「写真家チェ・ゲバラが見た世界」。この写真展に合せて、初来日したチェ・ゲバラの長男で、ゲバラ研究センターのコーディネーターであるカミーロ・ゲバラ・マルチ氏に、DTACキューバ観光情報局の池上が写真家チェ・ゲバラの実像をインタビューしてみました。

—お父上のチェ・ゲバラ自らが、多くの写真を撮影していたことは、あまり日本では知られていませんが・・・?

父は若い頃から、写真を撮るのがとても好きでした。愛機、ニコンS2で撮影した写真を中心に、私たち家族の基に、数多くの作品が残されています。

—その写真は、いつ頃に撮影されたものでしょうか?

メキシコでカストロ兄弟と出会った1950年代半ばから、キューバを去るまでの約10年間に撮り貯めたものです。まさにキューバ革命を挟んだ時期の足跡が写し出されています。

—そうすると、キューバ革命の際の戦闘写真も含まれていますか?

父は写真家としてではなく、司令官として革命では重要な任務に当たっていましたので、その時は銃を持って戦っていた訳です。しかし、カメラは常に携帯していましたので、戦闘の合間には革命の同志たちやその土地土地の風景、住民たちを写しています。

—今回、日本で開催される写真展では、約240点の作品が展示されるそうですが、どんな作品が多いのですか?

風景写真や日常のスナップ、私の幼少期を含む家族の写真、はたまたスポーツショットや航空写真までと、ジャンルは多岐に及んでいます。父が写したいと感じた一瞬や残しておきたい心象風景に出会った時にシャッターを切ったものだと思います。写真には革命家としての荒々しさが微塵も感じられず、穏やかで、それでいて繊細な、父が有する本来のパーソナリティが、写し出されています。

—作品の中には、今で言う“自撮り”に当たる、セルフポートレートもあるそうですね。

セルフシャッターを使用したり、鏡に映る自分の姿を撮った写真が何点か、あります。中でも、キューバ政府を離れてから海外へ出る際に、身を守るために変装した自らを写した写真は、興味深いでしょう。

—日本を撮影した写真も、展示されていると聞きますが?

父は革命後の1959年7月に、キューバの通商使節団の代表として、来日しています。その際、撮影した広島の平和記念公園や愛知のトヨタの工場の作品も、ラインナップされています。特に深い感銘を受けた広島での写真は、父にとっても忘れられない1枚であったと思われます。

—日本では初開催とのことですが、他の国でも公開しているのでしょうか?

これまでイタリア、フランス、スペイン、中国等、多くの国々で行なってきました。父が亡くなってから50回忌に当たる、この年に、日本で開催できることは嬉しい限りです。このメモリアルイヤーに、是非とも日本の多くの方々に、父の作品を見ていただき、写真を通して、彼が訴えたかったことや残しかったものを感じ取ってもらえれば、と思っています。

—貴重なお話の数々を聞かせていただき、有り難うございました。ますます鑑賞してみたい気持ちが増しました。

DTACキューバ観光情報局
局長 池上 和徳

<この記事は2017年8月5日に書かれたものです>

●開催概要


◎開催期間
 2017年8月9日(水)~27日(日) 11:00~20:00
入館は閉館の30分前
※8月27日(日)は15:00最終入館
◎開催会場 
恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルーム
東京都目黒区三田1−13−2
(JR恵比寿駅東口より徒歩約5分)

◎入場料
 前売券 800円(高校生以下 無料)

当日一般 1,000円/大学・専門学生 800円/高校生以下 無料
※前売券は、チケットぴあ、ローソンチケット、e+で購入可
◎お問合せ InterFM897  ☎03-5781-7610

*記事に含まれる情報の日時、場所、料金、内容などは予告なく変わる事があります。ご訪問の際は、公式サイト、現地手配会社、旅行代理店などを通じて事前に必ず再確認をお願いします。

  • photo
    (c)DTAC 池上 和徳
    父の写真について語るカミーロ氏
  • photo
    (c)DTAC 池上 和徳
    カミーロ氏がコーディネーターを務めるゲバラ研究センター

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  • DTACキューバ観光情報局長 池上和徳(Kazunori Ikegami)
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