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2016.03.01

マルツィショール 春の訪れを祝うルーマニアの祭り

3月1日、ルーマニアの至る所で、小さな花を持っている男性の姿を見かけます。若い男性も年老いた男性もみんな・・・。「今日は何の日なんだろう?」花を持った男性たちの姿はとても微笑ましく、思わず笑みがこぼれます。

ここルーマニアでは、3月1日に春の訪れを祝うマルツィショールという祭りがあり、男性が女性に何か小さな物、ブローチやペンダントトップ、ヒヤシンスやチューリップなど春の花を贈る習慣があります。そして、その贈り物には必ず赤と白でよられた紐がついています。
3月1日が近づくと、街中に赤と白を基調として作られたものや春の花々が並び、春がもうすぐやって来ることを知らされます。
マルツィショールの日に男性から贈られたものを、女性は12日間身に着けて過ごします。これを12日間身に着けることで、一年間健康に過ごすことができるのです。昔は魔よけの意味があったそうですが、現在は愛情、友好、尊敬を示しているようです。この12日間の間に梅の花なども咲き始め、さらに春の訪れを感じることができます。

さて、この赤と白にはどんな意味があるのでしょうか。
赤は火・血・情熱を表しており、女性を現す色でもあります。白は潔白・雪・雲・そして男性の知恵を表す、男性の色とされています。この赤と白が一緒によられている紐は男性と女性の固い愛の絆を現しています。
ルーマニアの祖先であるダキア人は、四季をそれぞれひとつの色で現しました。
春は赤、夏は黄色と緑、秋は黒、そして冬は白です。このようにまた、赤と白は春と冬も表しているのです。

家庭や職場では、男性から女性に小さな身に着けるものや春の花が贈られるため、この日は女性たちにとって春の訪れを感じ、また、男性からの愛や友好を受けとめる、素敵な一日となります。
私も、たくさんの赤と白の紐がついた素敵な贈り物をもらいました。長い冬の時期を越え、春がやって来たのです!

【情報提供】オリビア・ベルギアヌ(Olivia Berghianu)

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    (c)Exact Tours
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