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2012.06.20

神に祝福されたグルジアのワイン

グルジア人の多くは、東方正教会の流れをくむグルジア正教の熱心な信者です。グルジアはワイン作りの発祥の地ですが、グルジア正教の礼拝でも葡萄酒が大切な役割を果たしています。それだけではなく、グルジア正教を象徴する十字架も実はブドウと深い関係があるのです。グルジアにキリスト教が伝えられたのは4世紀のことです。カッパドキアから来た聖ニノ(ニーナ)と呼ばれる女性が、葡萄の木を自分の髪の毛で縛って十字架にしたものを持ってグルジア各地を巡り、女王ナナの病を癒したのを始め、数々の奇跡を起こしながらキリストの教えを広めていったのだそうです。グルジアの教会へ行くと、美しく凛々しい表情の聖ニノのイコンにきっと出会えることでしょう。聖ニノの葡萄十字架は水平の部分がやや下向きに湾曲している珍しい形をしています。聖ニノが使っていたとされる葡萄十字架は、現在グルジアの首都トリビシにあるトリビシ・シオニ大聖堂に祀られて大切にされています。グルジアの農村や小さな町を歩くと、どこの家にもブドウ棚があることに気がつくでしょう。ブドウの木は大きく枝を広げ、夏になると翡翠のような美しい影を作っています。秋になれば、どこの家でも自家製のワインを作ります。ワイナリーで作られる高級ワインのような洗練された味わいではないかもしれませんが、少し酸味のある素朴な味わいは素敵な旅の思い出になるはず。自家製ワインを飲ませてくれる民宿もあります。グルジアのワインが美味しいのは神様の特別な祝福があるからなのかもしれませんね。

(取材・レポート 宮田麻未)

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