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2013.11.26

世界一の高層ビルが生まれる?!

アゼルバイジャンの首都バクーで今、一番目を引くのは、小高い丘の上に、まるで燃え上がる炎のような不思議な形でそびえる高層ビル群です。名前も姿そのものの「フレーム・タワーズ」(炎の塔)と名付けられています。2012年に完成し、高さは約190m。ハイパワーLEDを使って、夜はビル全体が神秘的な光で包まれます。そのユニークなデザインから、ディスカバリーチャンネルを始め、世界中のメディアで紹介され、NHKでも話題になりました。

アゼルバイジャンは、マルコ・ポーロの『東方見聞録』にも「豊富な油田のある国」として紹介され、拝火教の聖地としても知られていた「火の国」。ソビエト連邦が崩壊してから、この国はより積極的に石油や天然ガスの開発をおこない、今、まさにブームの真っただ中にあり、その象徴がこのフレーム・タワーズなのです。三つのタワーのうち、一つは高級ホテル、残りはオフィスビルとして使われています。ホテルからはバクーの町すみずみ、そしてカスピ海の美しい眺めが楽しめます。

石油を背景にした経済の発展とともに、バクー市内のあちこちで高層ビルの建築が進んでいます。しかし、バクーには歴史的な建造物が多く、旧市街はその全体が世界遺産に指定されていますから、巨大なビル群を建てる用地の確保は難しいようです。バクー市内と空港を結ぶ高速道路沿いにも、土地開発が行われているようですが、カスピ海に3000ヘクタールという広大な人口島を作って、超高層ビルを建てるという驚きの計画も進行中です。

「アゼルバイジャン・タワー」と呼ばれるこのビルは、189階建て、なんと高さ1050mになる予定。完成すれば、もちろん世界一の高層ビルになるでしょう。最初の発表では2013年中に着工予定だったようですが、現在では2015年着工と報道されています。

アゼルバイジャンは古代からヨーロッパと東洋を結ぶ交易路の拠点。さまざまな文化の出会いの場でもありました。この歴史文化的な背景が、新たな都市づくりにどう生かされていくのか注目したいところです。


画像左:三棟に別れたフレーム・タワーズ。ショッピングモールや分譲マンションとしても使われる。

画像中央:世界遺産のバクー旧市街から眺めたフレーム・タワーズ。

画像右:高級ホテルなどを中心に、高層ビルの建築が続くバクー市内。

【取材・レポート 宮田麻未】

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カテゴリー:旅行・観光情報

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