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2015.05.14

杉原桜公園(ヴィリニュス)〜前編〜

レポート:鳴海深雪(日本リトアニア友好協会HP内『リトアニア便り』担当)

リトアニアもすっかり春になりました。
今は夜の9時近くまで明るく、朝も早くから明るいため睡眠時間が狂う感覚です。

ヴィリニュスの中心を流れるネリス川沿いに通称『杉原桜公園』と呼ばれている公園があります。

緩やかな傾斜上にあり、公園というよりも芝生が青々と茂るオープンスペースです。まだ小さいながらも桜の木々が立派な花を咲かせています。例年は5月の初旬から中旬ごろが見頃ですが、今年は暖冬のせいか4月の23-25日ごろが満開で、週末には多くの人たちがお花見に来ていました。私たちが家族で訪れたこの日は気温が15度近くまで上がり、とても暖かい日となりました。

入り口に当たる場所には、外交官で『日本のシンドラー』と呼ばれ、多くのユダヤ人の命を救った杉原千畝氏の功績を称えるモニュメントが建立されています。

たくさんの人たちが立ち止まって、記念碑に書かれた、桜の木が植えられた経緯を興味深げに読んでいました。そこに書かれている内容がこちらです。

『故杉原千畝氏は1900年に日本に生まれ、早稲田大学在学中に日本国外務省の留学試験に合格しハルピン学院に学び、その後外交官となった。1940年リトアニア共和国領事代理の時代に、身近に迫る戦争の危機の中にありながら、必死の覚悟と信念を以って、亡命ユダヤ人約6千名に対して、1ヶ月にわたって査証を発給しつづけ、彼らの生命を救った。
これは戦争時における輝かしい人道的行為として歴史に記憶され、永遠に語り継がれるべきものである。ここに早稲田大学は、級友として世界に誇るべき氏の功績を称えて記念碑を建立するとともに、リトアニア共和国との学術交流による友好関係がさらに深まり花咲くことを祈念して桜の木を植樹するものである。
2001年10月2日 早稲田大学』

こちらの公園の桜は杉原氏の母校である早稲田大学によって杉原氏の生誕100周年を記念して植樹されたものなのです。

  • photo
    (c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会
    杉原千畝氏のモニュメント
  • photo
    (c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会
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    (c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会

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