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2014.01.10

クリスマス・イブ「クーチョス」

photo

(c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会

レポート:鳴海深雪(日本リトアニア友好協会HP内『リトアニア便り』担当)

リトアニアでは12月24日クリスマス・イブの日は『Kūčios(クーチョス)』と呼ばれています。また家族・親族など身近な人達と頂く、イブの夕食のことも『Kūčios(クーチョス)』といいます。クーチョス(クーチュ)は古来は、麦や様々な穀物、そして豆類を一緒に煮込んで、蜂蜜、もしくはケシの実シロップで頂く簡素な食べ物でしたが、現在では、穀類、豆類、きのこ類、魚など盛りだくさんのメニューです。

写真の食卓はクーチョスの典型的な食事です。

食卓に並んでいるのは、『魚の揚げ物』『ジャガイモ、ピクルス、ニンジンなど野菜のマヨネーズ和え』『ニシンの酢漬けとキノコソース』『黒パン&白パン』『トマトのピクルス』『森のベリーのシロップジュース』『ナッツ類』『ケシの実のスナック』このケシの実スナックは軽いクラッカーのようなもので、中にケシの実が錬りこまれています。通常、ケシの実の甘いシロップ(ケシのミルク)に入れて食べます。

普段は肉食の多いリトアニアの人たちもイブの食卓には肉の代わりにお魚を頂きます。キリスト教以前にはそのような決まりごとはなかったようですが、キリスト教(カソリック)の影響でそうなったといわれています。その為この季節は市場でも魚コーナーが珍しくも大賑わいです。魚は『豊穣』をあらわす『北川カマス(ノースパイク)』が使われることが多いです。このように使われる食材にもそれぞれ意味があります。なんだか日本のおせち料理のようですね。

また、現在には厳密には守られていませんが、伝統的には、クーチョスの食事は旧暦(太陰暦)の時代は一年の暦が13ヶ月ある事に沿って13品の品が用意されており、太陽暦になると12ヶ月にそって12品が用意されてきた、ということです。

クーチョスの日の言い伝えや伝統はほかにもいろいろあり、土着の宗教観や風習が色濃く残っていて面白いです。例えば、クーチョスの夜は、不思議な夜で動物達と話ができるようになる、というのもそのひとつです!なかなか夢があって楽しい言い伝えですね。

またの機会に他にもいろいろとご紹介できればと思います。

Su Šv. Kaledom!(ス チュベンチュ カレードム!)= メリークリスマス!

カテゴリー:旅行・観光情報

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