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2013.12.20

リトアニア便り〜美しい樫の木とŠiluvaの教会③〜

レポート:鳴海深雪(日本リトアニア友好協会HP内『リトアニア便り』担当)

メイン通りがほぼ一本道の小さい町で、辺りに高い建物もなく教会は簡単に見つかります。

休日ですが、この日は人が殆どいませんでした。
手前の広場は、行事などのときにマーケットが出て賑わいます。

ところで、隣の観光案内センターでトイレを借りようと思ったら、土日祝は休みで閉まっていてピンチ!日本だと、土日祝は観光センターあいていますが、リトアニアの田舎では日・祝に観光センターが閉まっている事が多いです。あたりはカフェやレストランもなく、お店の人が公衆トイレの場所を教えてくれたものの、それも住宅街で不明…。結局、遠く離れた森近くにあるトイレに駆け込むことに。田舎に遊びに行くときはトイレ事情に要注意です。カフェやガソリンスタンドなどで入れる時に入っておき、そして、我慢しすぎず、時には地元の人と同じように森の中で用を足すのも辞さないことです。

聖母マリアが出現されたとされる岩があった場所に建てられたマリア像(画像右)。礼拝所となっており、この日も祈りを捧げに来る人たちがいました。病気治癒の場所として有名です。

簡単に歴史を説明すると、そもそもは1457年にここに教会が建てられたのがシルヴァの教会の始まりです。当時はヴィトタス大公によりこの土地は、カトリックの土地と定められていましたが、その後1532年にこの地方の知事がカルバン派(キリスト教・プロテスタント派の一種)になると、この教会は没収され、廃れ、放牧地となりました。それから1608年から、不思議な現象が起こるようになり、かつて教会があった場所にある岩の上で、幼子を抱いたマリアが人々の祈りの場が失われた事を嘆いて涙を流すのが目撃されるようになりました。それからこの現象について度々調査が行われるようになり、1612年より10年ほどかけて裁判が行われ、結局1622年、カトリック派はカルバン派から土地を取り戻し、教会を再建することとなったのです。『盲目の老人の目が見えるようになった』などこの聖地にまつわる奇跡の話もあり、現在でも病気治癒の場としても有名です。
ロシア帝国支配やソビエトの占領/政策などにより、その後の歴史を通じて何度も憂き目に遭いましたが、人々の信仰が完全につぶされることはなく、その信仰は時代を通じてひっそりと息づいてきました。

毎年9月中旬になると、普段は静かなこの教会でも大きな祭事が行われ、ヨーロッパ各地から非常に多くの巡礼者を迎えます。
(2013年は9月15日(日)でした。その写真はこちらのページよりご覧いただけます
→http://www.siluva.lt/index.php?id=114&nid=597)


<シルヴァの教会の連絡先>

住所:M. Jurgaičio g. 2, LT–60432 Šiluva, Raseinių r. Lithuania

電話: +370 428 43190

メール:siluva@kn.lcn.lt
公式サイト: http://www.siluva.lt/index.php(英語ページあり)


<『美しい樫の木』のある国立公園>
Dubysos regioninis parkas
http://www.rvic.lt/placiau.php?cat=68&id=85

  • photo
    (c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会
    教会の外観
  • photo
    (c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会
    教会の内部の様子
  • photo
    (c)鳴海深雪/日本リトアニア友好協会
    マリア像

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