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2017.06.27

リトリート (ヴィパッサナー瞑想)

ヴィパッサナー瞑想とはブッダが悟りを開いた時に行った瞑想です。ブッダの没後500年の間はこの教えは受け継がれて行きましたが、2500年の間にブッダの教えは各宗派に分かれ、仏教という形に形成されて行きました。しかしブッダの目的は宗教を作ることではなく、人々が生活の中で心安らかに幸せに生きる術を教えることでした。その方法がヴィパッサナー瞑想です。2500年の間忘れ去られたかのように思えたヴィパッサナー瞑想(以下ヴィパッサナー)はミャンマーにだけ元の形で残っていました(※1)。それを世界中に広めたのがゴエンカ氏です。その瞑想センターがネパールにあります。(日本にも京都と千葉にありますがとても人気があり参加が難しいそうです)ネパールには7カ所あり、基本の10日間コースはほぼ毎月2回づつ行われているため、少し早めに申し込めばほぼ参加することが可能です。

一日は朝の4時起床で始まり、夜の9時半までの間、食事や身の回りの用事を除いた12時間の瞑想を10日間繰り返します。毎日夜の8時からはその日の振り返りと次の日の説明が法話の形で行われます。この説明も各国語が用意されていて日本語で聴くこともできます。

参加者は入所の時に携帯やスマホ、カメラ、パソコン、お金、アクセサリー、タバコやお酒など煩悩の元となる物は全て預けなければなりません。修行が始まると参加者同士の会話は眼くばせすら許されません。ただ世話をしてくれるボランティアと先生との会話のみ許されます。そのため10日目の無言が解かれる午後には修行場は花が咲いたような明るさに包まれます。

10日間のコースが入門編です。全ての人はこのコースから始めます。上級に行く人は4週間などのコースもありますが一般の人であればこの10日間のコースに年に一度参加することを勧められます。また家に帰っても日々自分で朝晩の1時間の瞑想をした方が良いとのことでした。

ブッダはネパールで生まれ、インドで生涯を終わらせています。その後ヴィパッサナーは2500年の間ミャンマーでのみ生き続け、ミャンマーで生まれ育ったインド人のビジネスマンのゴエンカ氏によって再びインド、ネパールに里帰りしました。インドでは重犯罪者が収監されるティハール刑務所で1000人の受刑者を対象に行われています。それにより再犯が減り非常に効果があったそうです。また麻薬犯罪者にも効果があるそうです。

修行中の食事は全て菜食で日程に合わせてスパイスや味が加減されています。一日のうち昼食だけが正式な定食となりますが、朝と夕に軽食が出るので日中の運動量が少ないために慣れれば問題はありません。逆にファスティング、絶食は禁じられています。

この10日間で何を得ることができるかは個人によって違います。何も理解できず途中で逃げ出す人もいます。しかし10日間言われるように座ってみようと思った人は何かしらご褒美を受け取るのではないでしょうか。私も頭の中の霧が晴れたように清々しい気持ちになりました。きっとブッダの時代にどこかで教えを受けていたんだなとそんな縁を感じました。この経験はその後の人生に大きな意味を持つことでしょう。

(※1)参照コンテンツ:DTAC ミャンマー 観光情報局「瞑想と癒し」
   http://www.dtac.jp/asia/myanmar/entry_13.php

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    (c)YR DTACネパール観光情報局
    センターの地図の前で
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    奥に見える本堂では長いコースも
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    (c)YR DTACネパール観光情報局
    終了後の記念写真

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